眞実一路さん(真実ではないのね)
三河島から徒歩5分ほど、大通りから一本入った路地にあります。
孤独のグルメで観て以来、行きたいと思いながら中々行けなかったお店。
三河島(荒川区)にいく用事は少なく、随分と時間が立ってしまいました。
この日は午前中に付近で仕事が終わり、次の移動予定まですこし時間ができたため
多少並ぶことも覚悟できる時間の余裕があり行ってみることにしました。
11時30分開店で、着いたのがすこし早くて11時15分ほど、お店に灯りはなく
人も待っていません。
風の強い日、お店の前は日陰だったため、駅前のコンビニまで戻って30分丁度くらいに
行くと3人ほど並んでいました。
一番乗りではなくても、これなら1巡目に入店できそうだと待っていると
ほどなく、あまり愛想のない店主が出てきて、店に入れてくれました。
麻婆豆腐のみのランチメニュー
夜は単品のメニューもあるようですが、ランチのメニューはこちら。
席数はカウンターが6席、テーブル3つ。それほど広くない店内でした。
「くんせい」や緑も気になりますが、初来店ですのでデフォルトメニューである
「五味一体」麻婆豆腐を注文。
「五味」とは 「麻 辣 香 熱 色」と店内の黒板にありました。
「五味一体」麻婆豆腐セット 800円
そんなに待つことなく配膳。配膳された時にはお店は満席になっていました。
平日の12時前。やっぱり人気店。ランチはコロナの影響もなく、食べてる途中には店の前に待ちが数人できていました。
セットはご飯とザーサイ。おかわり自由。シンプルな見た目に期待感が高まります。
辛さも基本の3辛にしました。
並んでる時に前のカップルが「この前3辛ですこし辛くてもいいかな〜」なんて言ってたので、4辛行きそうでしたが、行きたい気持ちだけで辛いのは得意じゃない。
こういうメニューで辛さをあげてよかった思い出が少ないのでやっぱり3辛でOK。
グツグツと煮えたぎる麻婆豆腐
鉄鍋にグツグツと沸騰した状態で配膳されます。
入店の時や注文の時は愛想がなかったように感じた店主ですが
配膳の時はすこし明るい声でした。
サービスは苦手でも料理を出すことは好きなのかな?
カウンターには「写真を撮る前にかき混ぜてください。焦げます。」
というようなことが書いてありました。
よもやこのグツグツとした熱さではすぐには食べられない。
蓮華で豆腐を崩さないように底の方を回すようにしながら、グツグツがおさまるのを待ちます。
食べ始めると、とにかく熱い!辛味や味わいというより熱さがしばらくおさまらない。
豆腐なんて口に入れたら大変。ハフハフ言いながら食べるのも、「5味」のうち?
オンザライスをしながら食べ進めると、ラー油と花山椒をたっぷりと使った痺れの麻辣
を感じられるようになってきました。
豆板醤、豆豉の旨みとコクが感じられます。シンプルで美味しい。
半分くらい食べたところでお変わり自由のザーサイをおかわり。
でかいボールをカウンターに置かれ「どうぞ」とまた愛想ない感じの声。
セルフで盛り付けるおかわりだったのか。
それでも、口直し、箸休めとしてはうっすらした塩味のザーサイが計算されたようによく会う。結局3回おかわり。
ご飯を投入
こちらもお店のおすすめどうりに、最後はご飯を入れていただきました。
鉄鍋の最後までさらいきるにはやはりこの食べ方か?
食べ終わる頃には額にうっすら汗。熱さだけでなく、辛味に体が反応します。
風の強い冬の日でしたが、店を後にするときにはポカポカと。
美味しい麻婆豆腐をご馳走さまでした。
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