神田和泉町 福与志さん
神田和泉町というより秋葉原の、と言った方が有名な同店舗です。
最近仕事の訪問先がこちら界隈に増えたので、近辺のランチを開拓中。
こちらは以前、別の場所にあり、当時からファンの多かったお店。
移転して屋号も「ふくよし」から「福与志」に変わったそうです。
スマホで調べながら行ったのですが、看板らしい看板もなく写真のような店構え。
路地裏の名店とはいえ、少々わかりにくい場所です。
12時少し前について、一人お店の前に待っていましたが、すぐに中に入れました。
入店した時は店内全員男性でした。
ランチメニュー
とんかつと屋号にありますが、唐揚げからカツ丼、生姜焼きまで様々な調理方法のメニューが並びます。
生姜焼き定食 900円
とんかつ屋さんであえての生姜焼きをオーダー。
周りはほとんど名物のカツカレーを頼んでいました。
こちらのカツカレーは見た目にもすごいボリュームで、魅力的なのはよくわかります。かつも美味しいでしょう。
生姜焼きはメニューの中でも唯一の「焼き」メニューです。いわゆる「衣」がついていないメニューを選択しました。
初めて訪問したお店では看板メニューを頼むことが多いのですが、今回は外して生姜焼き。これが正解でした。
たっぷりのキャベツの上に、大ぶりの豚ロース肉が3枚。
厚みは3〜4㎜程度。写真の通り脂身も少なめでカットが入れてあります。
ザ・生姜焼き⭐︎
味付けは、甘めの醤油ベースに、ピリッと生姜が効いています。見た目にも残っているほどの生姜感。たっぷりのおろし生姜を使っているけど、生姜が主張しすぎない。
ダイエット継続中のこの日もご飯少なめでオーダーしましたが、そのことを後悔させる
「ごはんが消える生姜焼き」です。
ごはんもツヤツヤに炊かれており、適度な硬さであまみを感じられ美味しい。
「ごはんが美味しい=良い定食屋」の法則。
火入れが絶妙
久しぶりの美味しい生姜焼きだったので、お肉の写真多めです。
味付けも先述の通り美味しいのですが、焼き方、火の入れ方が絶妙です。
お肉の質もいいのでしょうが、柔らかさがちょうどいい。
かみごたえと嚙み切れ具合の良いバランス。
そこにごはんを放り込む幸せ。これがごはん消えるリズム。
唯一、注文をつけるとしたら味噌汁が寂しかった。
シンプルでいいという向きもあるかもしれない。
でももう少し具材感欲しかった。
とはいえ
「福」を「与」える「志」(こころざし)の屋号に店主の思いを感じ、次回はカツカレー、いやカキフライも気になる。
今日もごちそうさまでした。