リュック通勤には抵抗がありましたが・・
つい最近まで、リュックでの通勤はおろか、ちょっと前まではビジネストートさえどうかと思っていた頭の硬い中年サラリーマン。満員電車でリュックを抱えて、ソシャゲをやってる若者を見ると、「そのバックの厚みがスペースをキツくしている!」などと思っていました。手持ちかばんにすれば、足の方に行くから胴体部分のキツさがすこしは軽減されるのに。などと。
でも最近の通勤状況を見ると、コロナによっって以前のような鮨詰め満員電車みたいなものは、少なくとも自分の通勤圏内には無くなってしまっています。
加えて、フル出勤でなくなり、今までは会社に置きっぱなしだったPCや書類も会社と往復する機会が増えました。
ビジネストートを使ってみたら、容量など使い勝手の良さにすっかりハマってしまい、もはやビジネストート一辺倒だった最近ですが、片方の肩に以前より増えた荷物の重量がかかることに若干のストレスを感じていました。
子供たちからの「リュック使ったら楽だよ」という後押しもあり、
この度写真の「ノースフェイスシャトルデイパックスリム」を導入するに至りました。
2週間ほど使ってみた使用感、使い勝手も含めて
スリムな荷室に十分な収納量
シャトルデイパックはいくつか種類があり、今回購入したのはスリムタイプ。公式での容量は18Lだったと思います。メインの荷室はPC用緩衝素材のついてる部分とタブレットなど収納できる真ん中の仕切り、それ以外の荷物が入る場所に仕切られています。スリムタイプかそうでないかは、「それ以外の荷物が入る場所」の容量の差でそれ以外はつくりの違いはないように感じました。PCは13インチのものも、余裕を持って収納できます。多少の書類も一緒に入れています。
このほか、文庫本が一冊、折り畳み傘、トラベラーズノート、エコバックをメイン荷室に入れています。それでもまだ余裕があり、電車の中で脱いだインナーダウンやマフラーなども収納できています。
共通のつくりになってるセカンドコンバートメント
スリムタイプも共通のつくりになっているはずです。チャック付きとスリーブになってる仕切りがあります。イヤホンを入れたり財布を入れたり、携帯を入れたり、カバンの中で低物定位できるのでスッキリと荷物が収められます。
横からの見た目。
スリムでスッキリしています。やはりこちらのタイプの方がジャケットのスタイルにはシルエットが合います。
サイドポケットはおまけ程度に
さまざまなレヴューでも「なんに使うんだ?」と評されているサイドポケット。
写真はIphone Xを入れたものですが、これでほぼ一杯一杯です。一時的な携帯の収納程度にしか機能しません。自分が持ってるモンベルの折り畳み傘はかなりスリムで軽量なタイプですが、入れるとキツキツです。実用するには厳しいと感じるほど、狭い。
せめて、ペットボトルか折り畳み傘くらいが収納できればもっと全体の利便性が上がったのかもしれません。デザイン上など理由はあるのかと思いますが、このリュックの数少ない不満点ですね。
おすすめです!
最初はどうかと思ったリュック通勤ですが、使用してみると当たり前に楽でした。両手が空くってこんなに楽。通勤に使ってる人が多いのももはや納得です。
この「シャトルデイパック」はつくりがしっかりしていて、NORTH FACEのロゴも控えめ。スリムタイプはシルエットもビジネスに違和感がありません。私の荷物の量、用途だと容量にも不足はありません。荷室が細かく分かれているのも使い勝手がいい。あっという間に通勤カバンのファーストチョイスになりました。
プライベートに使っても違和感がないのもいいですね。このリュックは価格も手頃ですので、私のようにリュックを迷ってる人のトライアルにもおすすめです。